ミクロマン -G線上のアリア-

これはミクロマンの、長い長い物語の、あまたある物語のうちの、ほんのひとつにしか過ぎない。

次回予告(2)+【登場人物&メカの紹介①】

【登場人物&メカの紹介①】

 

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人物◆M-124マックス(男性ミクロマン

“宇宙中の事、特に銀河系の事は仲間で一番詳しい”(当時の商品解説より)。

この物語のミクロマンサイドの主人公。M12Xグループの一員で、ミクロスーツがイエローとホワイトのツートンカラーをしている。性格は真面目で温厚、勇敢である。ただ、真面目過ぎて少し冗談が通じないような不器用なところあり。

ミクロマンたちの中では1975年3月に復活した組で、その頃からロボットマン乗りで有名な戦士。ミクロアースにいた学生時代は天文学を専攻していたが、故合って戦闘班に所属した。

地球で甦って以降、中央情報局(MCIA)にてスパイマジシャンの厳しい訓練を受け、スパイマジシャンとしての技術や能力を習得。様々な超能力を発揮できるようになる特殊なリングとステッキはその時に入手、以後、肌身離さず大切にしている。

 

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メカ◆ミクロマン・カプセル

殆どのミクロマンが自分専用のカプセルを持っている。この中で休息を取ることにより、エネルギーをチャージしたり、自然治癒よりも早いスピードで怪我・病気を癒すことが可能だ。何らかの事情で持ち主が重傷を負い意識を失うなど命を落としそうな緊急事態が訪れた際は、持ち主の生命のピンチを感知、基地から飛んできたカプセルがその自動回収機能で救い出してくれる(持ち主を感知かつ回収できるような状況にあれば・・・の話だが)。

但し、有能とは言っても、死者を甦らせることはできないし、重篤な者を瞬時に治してしまうことなどもできなく、怪我・病気の度合いが重ければ重いほど回復させるまでに時間がかかってしまうものだ。2011年4月11日のアクロイヤーとの戦闘において死亡する一歩手前の大重傷を負ったマックスは、完全回復するまでに10年もかかった。逆を言えば、死の一歩手前の者ですら完全回復させてしまうことができる超マシーンであるとも言える。

搭載されている生命維持装置は長期間にわたり、眠り続けながら宇宙を漂うこともできるほどの能力を持つ。中にいる間は老化もしない。

外部にあるあらゆるものを有用なエネルギーに変換吸収、持ち主のエネルギーや、カプセルを維持させるエネルギーにできる能力があるので、ある意味、このカプセルは永久機関メカである。

 

 

ミクロマン・マックスと子供たちの新しい物語が、遂にいま動き出す。

次回、『第2話・廃墟の亡霊』に、君もミクロ・チェンーーージッ!